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<飼育される玲奈>
朝から三人の男の相手をした二十歳の玲奈。もう腰が立たないくらいになってしまって、ぐったりです。八畳の調教部屋から運び出され、四畳半の監禁部屋へ戻されます。首に赤いベルトがまかれただけ、全裸のままです。監禁部屋へ栄養士の村山徹が、よろける玲奈をみちびき、檻の中へ収納します。村山が玲奈の飼育係です。
「もう、娑婆でのことは、忘れろ、ここで生活するんだ、いいな」
「ええっ?、ここで、せいかつ、するんですか、わたし、どうして?」
「玲奈、おまえの運命だ、ここで、たっぷりと、仕込んでやるから、いいねっ」
「しこんでやるって、どういうことですかぁ」
「身も心も女として、おれたちへの奉仕と、作品制作と、それに実演だよ」
「わたし、学生です、そんなこと、してられないんですが」
玲奈は、なにがなんだか、おびえてしまう気持ちで、窓が封印された檻の中で、村山の言葉には逆らいません。
「ふふっ、大学へは休学届を出しておいた、バイト先へは辞めるといっておいた」
「もう、玲奈は、ここで飼われて、男どもをよろこばせる、いや、女もだ」
畳一枚分の檻の中で、玲奈は自由です。首輪も外してもらえて、スケスケだけど白地のネグリジェ的なワンピースを着させてもらえます。
「栄養管理は、おれがする、美肌の管理は山中だ、町田の師匠は、監督だ」
檻の中に入れられた玲奈に、村山徹が栄養ジュースを渡します。昼の食事、流動食で消化を良くさせ、体調を整わされるのです。責められて、吐くことがないように、特別メニューなのです。それにたっぷりの水が与えられ、からだのなかを洗浄する目的です。
「はぁああ、ジュース、甘い、美味しい、おいしいですぅ」
玲奈は檻のなかで女座りで、ジュースの入ったコップを手にして、ごくんごくんと飲み干します。飲み干したあとには、水をコップに二杯飲みます。
「ふふん、じゃ、おれ、そとにでるから、ゆっくり休め」
檻の中にはティッシュボックスとオマル、それに桃色毛布があるだけです。照明は薄暗くしてあるけれど、音楽はクラシック、ポップ、ジャズとチャンネルがあって、玲奈は、ピアノの音楽にしてもらいます。
<ああ、わたし、わたしって、なんなんやろ、どうして、こんなところに>
たった一人になった四畳半のアンティークな洋間。鉄格子の檻にはマットレスが敷かれ、毛布をかぶれば眠れます。恐怖におののく気持ちもやわらぎ、平穏とはいえないけれど、ショパンの音楽でこころがなごみます。