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どれくらいの時間が経ったのか、檻の中に作られたお風呂に入って、バスタオルを巻いたまま、眠ってしまった玲奈が目覚めます。高いところにある窓から明るい光が入っていて、昼間だとわかります。
<わたし、いったい、なにしてるんやろ、わたし、学生、コンビニでバイト、なのに>
玲奈の頭の中に記憶がよみがえってきて、どうしてここにいるのか、記憶をつないでいきます。
<ドライブに連れていってもらって、気がついて、それから、男の人と関係して、ああ、三人の男性、それから眠ってしまって、いまだわ>
バスタオルだけ、小さな赤い三角の布、陰毛を隠すだけのスキャンティが床の隅にあって、全裸の自分に気づいた玲奈です。
「ふふふん、目覚めたようだね、玲奈、朝だよ、朝の身だしなみをしてあげるから」
鉄格子の向こうに立っているのは山中と村山の二人です。
「さあ、出してやるから」
90㎝角の格子扉の錠がはずされ、檻から出される素っ裸の玲奈。女の本能で右手は陰毛のうえ、左手は乳房のうえ、からだを丸めるようにして檻から出ます。
「ここへ寝ろ、朝のマッサージをしてあげるから」
整体師、身体トレーナー、黒いパンツを穿いただけの山中が、長椅子ベッドに玲奈を仰向かせて寝かせます。まだ手入れしていない玲奈、朝、目覚めた直後の肌、それに顔、二十歳の身体だから、それだけでも美しい。女の裸体を朝から鑑賞する山中と村山です。
「特製の美肌クリームを塗って、マッサージしてあげる、食事は、それからだ」
「はぁああ、わたしに美肌クリームですかぁ、わかりました」
玲奈は、言われるままに、幅60㎝長さ160㎝の長椅子ベッドに仰向き寝ます。この長椅子ベッドの四隅には30㎝のポールが立てられています。
「手と足を、括っておくからね、いいね」
「ええっ、どうして、わたし、もう、ていこうしません、あばれません」
「まあまあ、いいから、女の子は、そうはいっても、閉じちゃうんだから」
手首と足首を60㎝×160㎝長椅子ベッドの隅に留められてしまった玲奈。乳房も陰毛も、腋も股も少し広げられての固定です。
「ああん、いやぁあ、ああん、こんなの、ああん」
長椅子ベッドの高さが最初40㎝だったのに上がってきて、玲奈もびっくり90㎝の高さにまで上げられてしまったのです。山中と村山の、ちょうど腰の高さです。手首と足首を四隅に留められている玲奈に、マッサージを施す山中。手に握れる大きさの丸瓶から、乳液をたっぷり手の平に注いで、玲奈のお腹、臍の下部に塗りつけます。
「ううん、柔らかいお腹、ふふっ、全身、たっぷり、毎朝、塗って、美肌になる」
腹からはじめられ、胸は乳房へ、脇腹から太腿外側、お腹から陰毛、そうして太腿内側、足裏まで。右手をほどかれ背中から臀部へ、全身くまなく乳液が擦りこまれて、顔のマッサージに移ります。玲奈は整体師山中の、全身マッサージで、しだいにうっとりしてきます。顔マッサージになったときには、もう体中がほてってくるように思えて、うずうずっとしてきます。

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